2018年10月21日
ミニヨンの主題によるグランドファンタジー
こんばんは
フルート教室 クリスタル・ハーモニー です
今日は、本当に気持ちの良いお天気でしたね
あ~~、どこかへお出かけしたいなあ・・・
なんていう気持ちにもなりますが、
ここは、ぐっとこらえて、
練習、練習
今月、一日空いている日は、今日しかなかったんだわ
家事をこなしながら、
自分の好きなペースで練習ができるなんて、
なんて、幸せなことだろう・・・
窓から、高い空を見上げながら、
この時間を大切に使おう
休憩時間にブログの更新
今回、私が演奏いたします、
タファネル の、 ミニヨンの主題によるグランドファンタジー について、
ご説明します。
プログラムの曲目解説には、
文字の制限があり、詳しく掲載することができません。
演奏会にお越しくださる前に、
少しお勉強されますと、
演奏会の楽しみ方がより深く変わるかもしれませんね
作曲は、ポール・タファネル ( 1844~1908 )
フィリップ・ゴーベール と共に、
『 17のメカニズム 日課大練習 』
という、フルート吹きにとって、
大切な基礎練習を作られました。
これは、
タファネルの練習システムを、
弟子のゴーベールがまとめたものです。
タファネルは、フランスのフルート奏者です。
また、指揮者としても活躍し、
パリ音楽院のフルート科教授をつとめ、
パリ音楽院の基礎を築きました。
この、グランドファンタジー は、
1874年に発表された、タファネルの初めての出版作品です。
『 ミニヨン 』 は、
フランスのオペラ作曲家 アンプロワーズ・トマ の、
『 ミニヨン 』 から メロディーを借りた、
華やかはサロン音楽です。
~序奏~
これから始まる物語に、
何とも言えない高揚感が!
演奏している私も高まりを感じます
~第1幕~
主人公のミニヨンは、幼い頃、人さらいに誘拐され、
ジプシーの踊り子をしていましたが、
立派な身なりの大学生 ウィルヘルムに救われます。
彼の問いかけに答え、
自分の生まれ故郷の情景を伝えます。
これが、有名な、
『 君よ知るや南の国 』
知っている? オレンジの花咲く故郷を・・・
の歌い始めですね!
第2幕の前に演奏される、間奏曲の主題。
『 ミニヨンのガボット 』
と、呼ばれ、ヴァイオリンの小品としても有名です。
~第2幕 第2場~
女優 フィリーヌ が歌う、ポロネーズ風アリア
『 私はティタニア (妖精の女王) 』
この旋律も使われております。
これらを、主題と変奏で結び、
全体的に大変華やかなオペラを連想させます。
フルートは、プリマドンナ
ピアノは、オーケストラ
わくわくする音楽です。
ご興味のある方は、オペラの詳しい内容を是非お調べくださいね!
そして、是非、会場にお越しくださいませ~