2019年09月30日
魔弾の射手
こんばんは

フルート教室 クリスタル・ハーモニー です



皆様、お元気でお過ごしでしょうか・・・?
私は、このところ、毎日忙しく、
なかなか、ブログアップができませんでした。
10月6日 に、出演いたします、
静岡県演奏家協会 静岡第一支部 Autumn コンサート 『 響秋 』
最後の調整段階に入りました。
病気や、怪我に気を付けて、過ごしたいと思います。
当日の曲目解説には、文字数制限があり、
詳しいこを掲載することが出来ませんので、
『 魔弾の射手によるファンタジー 』 について、
もう少し解説してみようと思います。


ドイツ民話を題材とし、初期ロマン派の息吹を伝える瑞々しい筆致と、
舞台となる魔の潜む深い森のイメージが見事に手を取り合い、
ドイツロマン主義オペラを確立した傑作として知られています。

第一幕
マックスは、射撃大会で優勝し、恋人 「 アガーテ 」 と結婚したいと思っています。
しかし、スランプのため、思うようにプレーすることができません。
第二幕
ライバルのカスパールは、悪魔ザミエルに魂を売り、魔弾を手に入れます。
この魔弾は、7発中6発は、命中しますが、残りの1発は、
悪魔の望む所に命中するのです。
マックスは、カスパールの策略にはまり、魔弾を授かります。
第三幕
射撃大会で魔弾を使ったことが明らかになり、
マックスは非難されます。
マックスになんとか寛大な処分がくだされ、幕がおります。
この物語の 第二幕に素材を求め、
クロード・ポール・タファネル は、『 魔弾の射手によるファンタジー 』 を作曲しました。
狩人マックスのアリアを活用した劇的な導入部。
出だしから、
『 嫌だ!! こんな苦しみに、もう耐えられない 』
この叫びが、届くように演奏したいと思います。
そして、恋人のアガーテが、祈りを込めて、マックスへの想いを歌うアリア。
なんだか、ほっとする美しいメロディー・・・
その、変奏が続き、
堂々たるフィナーレは、
アガーテの従妹 エンヒェンが、
恋への憧れを歌うアリアを用いて、ポロネーズのリズムにのって進みます。
初々しさから始まり、最後は、貫禄さえ感じる・・・
魔弾がもたらすのは、愛か、破滅か・・・
さて、タファネルといえば、
フルート吹きなら誰でも知っている

近代フルートの歴史に欠かせない名匠です。
ベーム式フルートの機能性を踏まえて構築した彼のメソードは、
フレンチスクールの礎をなしたものです。

作品に寄り添い、皆さまに楽しんでいただけるように、演奏したいと思っております。
皆様、どうぞ演奏会にお越しくださいませ

